この記事を読んでいただきたい方!
ECを一人で始める、または参入を考えている
心構えを知りたい
周囲に気をとられずマイペースにECを運営したい
ECの担当者として日々の業務に追われる中で、あるセミナーで三浦卓也さんの存在を知りました。
そしてこちらの本を出版することも知り、読んでみることにしました。
話の内容がshopify中心というイメージでしたが、ECを始める上で土台となる考え方が詰まった本で
是非EC初心者の方には読んでいただきたいと思いました。
特にひとりでは自信がないという方、人手が足りないとあきらめている方は必見です。
ひとりECとは
独立するや新たに販路を拡大する際に、ECを検討している方が多いと思います。
その時に不安要素としてあるのが一人でできるかということと人手が足りるかということを考えると思います。
しかし、本書で取り上げられているのは一人でできる範囲内のことをやろうということです。
ECは物販としてのアプローチの仕方は無限にあるといってもいいと思います。
仕入れ商品を取り扱うことやオリジナル商品を取り扱う、自分で作る、配送を委託する、自分で発送するなど、、、、
商売としての組み合わせはとてつもなく広いです。
そのなかで取捨選択し自分に合った働き方ができることもひとりECならではの良さです。
ひとりECのメリット
正解がないので作りこもうと思えば無限に働けてしまうのもECのメリットとデメリットとしてありますが、
そこはメリットとしておきましょう。
一人でECをしてるメリットで最大なのがお客様の声を直接聞けることだと思います。
最近ではlineやチャット機能も充実しているものも多く、問い合わせのハードルが確実に下がっています。
大きい組織ではなく、一人で仕入れから発送まですると直接お客様とやり取りすることになります。
商品についても自分の好きなもののみを取り扱うことができ、モチベーションを高く保てます。
やはり好きなものでなければ、売りたいという気持ちを保つのは難しいのではないでしょうか。
人間関係のしがらみも少ないので精神衛生的にも良いです。
ミウラタクヤ商店
こちらが三浦卓也さんが運営しているミウラタクヤ商店です。
商品についてブログをかなりの頻度で更新しているのでどれだけ自社の商品が好きかということが伝わってきます。
こういった自信をもって勧められる商品づくりをしていこうと思うきっかけになりました。
実はこの本を読んだ後、line@のメッセージで本についての質問と感想をダメ元で送ったのですが、
すぐに既読がついて返信が返ってきて驚きました。
そういうスピード感で運営されているんだなとお客様目線では非常に助かると思いました。
格式ばったやり取りではなく自然な会話の中でのやり取りができることも魅力です。
YOUTUBEもされています。
まとめ
今回、本書を読んでみて基礎となることが多く書かれているので、はじめてECにかかわる方には必ず読んでほしいと思いました。
特に決定権を持っているEC未経験の経営者はECでページを作るだけで売れると思っている人が多くいるので、是非本書を手に取って読んでいただきたいです。
ひとりECという題名で勘違いしてはいけないのが業務が簡単ということではなく、自分のできる範囲内で最大限努力するということです。
その中で一人でもあきらめなくていいんだよということ、人間関係に悩まず一人でもやれるよということです。
自分の魅力発信もページを通してできるツールでもあると思うので、自分色にあったお客様に出合うきっかけにもしてもらえたらと思います。
ゆとり世代の最前線を生きるECマーケター代表やふぃーと申します。
楽天市場、Yahoo!Shopping、amazonを中心にECサイトを運営しています。
D to Cのマーケティングを真剣に考える毎日です。
2021年度は撤退寸前だった直販メーカーのEC事業を引き継ぎ売上2億円を達成しました。
できるだけ人数をかけずにコンパクトにできるEC運営を目指した情報を発信していきます。