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楽天市場、出店の失敗。こんなはずじゃなかったネットショップ失敗体験談

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この記事を読んでいただきたい方
楽天市場に出店を検討している、または出店したばかり
売上が上がらず焦っている
外注を頼むことを検討している、すでに頼んでいる

ネットショップを開くと、まず何をしたらよいのかわからないという壁に当たります。

最初のうちは一生懸命やるがあまり、失敗も数多くすることになります。

特に知識のないうちはなおさらです。

ネットショップを引き継ぐことになった私の体験談と知り合いのショップから聞いた失敗談をご紹介いたします。

ネットショップを始めたばかりの人は是非参考にしてください。

*特定の会社を批判する内容ではございません。あらかじめご了承ください。

目次

楽天出店のネットショップ失敗談

ケース1:楽天の担当に任せ過ぎた結末

*こちらに関しては楽天の担当者(以下ECC)を批判する内容ではございませんのであらかじめご了承ください。

これは担当を引き継いだばかりの時の話です。

前任者が楽天のページ制作を中々できなかったのもあり、余裕のある私が引き継ぐことになりました。

担当も変わることもあり、担当との関係も心機一転のスタートです。

ほとんど売り上げがなかったこともあり、あまり前任はやり取りがなかったようです。

そしてECCとの打ち合わせの際、広告を勧められることになります。

これが悪夢の始まりでした。

このとき私はECCのいうことだから、ECのプロの言うことなんだから言うことに従っておけば売り上げが上がるんだと、希望を持っていました。

そしてネットショップのことを一切わからない上司も打ち合わせに同席し、あれよあれよと広告をいろいろ試してみることになります。

会社の虎の子の資金を使って。

メールでの広告配信、RPP、期間限定の枠など零細企業ではかなりの金額を入れました。

しかし、3か月経っても売り上げは上がりません。

担当に連絡するとこのような答えが返ってきます。

「今は初期投資の段階だから赤字なのは当たり前です。売りを立てれば検索順位が上がりますよ。」

明らかに広告費の使いすぎ、おかしいと今になっては思うのですが、そういうものなのかとこの時は納得してしまいます。

そして半年後、ついに想定していた予算を超えてしまいます。

1年計画で立てていた広告予算です。

この時すでに数百万円の広告費が飛んでいます。

こうして資金が枯渇したことにより、広告は当然すべて打ち止めになります。

人間関係のこじれを残して、、、、

この時楽天を撤退するかどうかの審議が社内でありギリギリの残った状態から今に至ります。

出店したばかりの際はほとんど必ずと言っていいほど広告を勧められます。

それは超有名企業でない限り、検索で出品した商品がヒットしないからです。

しかしこの時はページの作りこみがあまい商品の特性をECCがわかっていない状態だったなど反省点が数多くありますが、最も良くなかったのは出店者側の担当であった私が楽天のシステムについてあまり理解していなかったことです。

決裁権のある人がシステムをわからないまま物事を進めると周りの人間関係もこじれるという良い教訓になりました。

広告などのお金が発生する部分は、それ以外の無料でできる部分を固めてからすることをおすすめします。

今回の教訓
ECCは情報は持っているがネットショップの運営に関しては、プロではないということ
商品の特性を最も分かっているのは売る側だということ
広告をかけるのはページや商品名の土台が完全に出来上がってからのほうが効果が高いということ
わからないことはわかるまで理解し、理解できなければ見切り発車しない
広告は売り上げの比率で決めておくなど小さくはじめる

ECマスターズさんを積極的に使うようになったのもこの事件が一因です。

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ケース2:電話営業の話に乗ってみたら

これは私の知り合いのショップさんの体験談です。

私の知り合いはネットショップをしばらく運営していたのですが、世の中の動きもあり少しずつ売り上げを減らしていました。

そんな時ある電話がありました。

それは、

「御社の商品ページをあるワードで上位表示しますよ。」

こういう内容の営業電話でした。

ネットショップはこのようなSEO対策は必ずと言っても良いほど必要です。

この会社はロングテールワード(いくつかのワードの塊)でヒットさせ、売り上げを立てて最終的にビッグワードでもヒットさせる会社だったようです。

特にビッグワード(みんなが検索するボリュームの大きい単語)でヒットしたら売り上げは上がる可能性が高いです。

営業電話をかけてきた会社は月額定額で他社が取りこぼしているワードで上位表示し売り上げをあげていくということでした。

契約は1年縛りです。

売上が下がっていて尚且つアクセスが少なかったことから藁をもすがる思いで契約します。

しかしふたを開けてみたら、ロングテールのキーワードで最高で50番台。

これはPCで検索した際にギリギリ表示されるレベルです。

しかも売り上げにつながるかどうか怪しいワードでの上位表示だったらしく売り上げが上がっていなかったこともあり契約解除を申しこみます。

ただ1年契約だったため、契約解除するのに違約金がかかったそうです。

今回の教訓
電話営業には乗らない
そもそもSEO対策の会社が電話で営業してくることに疑問を感じること
1年縛りの契約は避ける。結果が出ない場合の対応を確認しておく

まとめ

両ケースに該当しているのは、知識不足で起きています。

初期段階で資金を失ってしまうと、立て直しが厳しくなる場合があります。

知識を蓄え、自分が理解できないことは鵜吞みにせず慎重に精査することが大切です。

足元を固めずに急激にお金だけかけて、長期的に成長するのはネットショップでは稀だと思ってください。

まとめ
営業のいうことを鵜呑みにしない。自分で理解して先に進む。
SEO業者が電話営業して来たら怪しく思うこと。SEOがしっかりしていたらネットで取引がとれている。
小さくはじめてみること。急に大きな資金を投入しない。

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