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【2022年度版!初学者・実務未経験者向け】第二種電気工事士試験を受けてみた!筆記攻略法

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前回の第2種電気工事士試験の筆記試験を受験してきました。

無事合格いたしましたので今回どのように勉強したのか過程と状況を説明していきます。

実は前々回も一度受験したのですが、準備不足で1問足りず落ちてしまいました。

今回は前回の教訓を踏まえ、どのような対策をしたのか書いていきます。

初学者は必見の内容になっておりますので是非ご覧ください。

目次

私の経歴

私の状況としては、

  • 前期試験筆記落ち(一問足りず)勉強時間約10時間
  • 電気関係の実務なし
  • 文系大学卒

全くと言って電気の知識がない経歴で受験いたしましたので、初学者の方は参考にしていただければと思います。

前回の試験はテキスト1冊のみで受験したので、反省を踏まえて過去問を購入しました。

結果、過去問を解くことのほうが、重要ということが二回目の受験でわかりました。

第2種電気工事士とは

第2種電気工事士とは、600ボルト以下で受電する設備の電気工事を行うことができる資格です。

戸建てや小規模店舗などがこれに当たります。

資格取得により、屋内での電気配線工事、コンセントの設置工事などを行うことができるようになります。

スキルがあがると独立開業もでき、収入が安定している資格としても注目されています。

実務経験がないと取れないと思われがちですが、未経験者でも受験することができます。

試験会場は体感95%ぐらいが男性ですが、女性の方も受験されている方はいます。

老若男女問わず受けれる資格なので毎年10万人以上受験していることからも人気資格であることがうかがえます。

試験内容

試験内容は「筆記試験」と「技能試験」に分けられています。

筆記試験は全50問で30問(60点)正解で合格できます。

マークシート方式なので、書きやすいシャーペンもしくは鉛筆を準備しておきましょう。

試験時間は2時間で、受験人数が多いためか毎回午前と午後に分けられています。

もちろん午前と午後で問題が違うので午後のほうが有利ということはありません。

30分遅刻までの途中入室は認められていますが、落ち着いて試験を受けれるよう余裕をもって会場に到着するようにしましょう。

筆記試験の形式は以下の通りです。

筆記試験
・解答方法:マークシート式(4択問題)
・問題数:50問 
・配点:1問2点(すべて共通)
・試験時間:120分
・満点:100点
・合格ライン:60点

準備したテキスト

私はこの2つのみのテキストで試験に臨みました。

筆記ですが過去問を解くのが最も重要です。

特に例年繰り返し出る問題が多いので、過去問を何度もこなすことで試験問題を覚えてしまうことも合格への近道です。

テキストについては、補助的な役割で使うことをおすすめします。

節約したい方はメルカリや古本屋などで前年の中古品を手に入れても良いと思います。

過去問は最新のものを使うのが無難です。

勉強方法と時間

今回の勉強時間も約10時間です。

前期も10時間なので合わせて約20時間で、94点で合格しました。

具体的な勉強方法ですが、

  1. 問題集を解く(一問一問終わるごとに答えと解説を読みながら)
  2. わからないところをテキストで確認
  3. Youtubeで解説を見る(2倍速がおすすめ)
  4. 問題集を解く

これを何度も繰り返しました。

過去問は似たような傾向のある問題が多いので問題をやりこむことが最も重要です。

できれば選択肢を見るだけで正解が判別できるまで、暗記するまでやることです。

合格におすすめのyoutubeのチャンネルですが、こちらです。

日本エネルギー管理センター事務局

https://www.youtube.com/channel/UCMzcJDNESFPvUrfA0ndU0LQ

こちらのチャンネルは過去問の解説などもあげていますので、非常におすすめです。

電気関係の基礎に不安のある方はこちらのチャンネルもおすすめです。

https://www.youtube.com/user/HOZANTOOL

過去問の解説だけではなく、基礎的なことも細かく解説してくれています。

2倍速で再生することで集中して一気に理解することがおすすめです。

このように私は、問題を解くことに重点を置き、わからないところをテキストとYoutubeで補うという方法で理解していきました。

前回落ちた時はテキストしか見てなかったので、その方法では傾向はわからなかったと思います。

容量の良い方は一日で合格圏までたどり着けると思います。

試験中の心構え

万全の準備をしたとしてもどうしてもわからない問題はあります。

数字の不得意な方は、計算問題につまずくかもしれません。

そんな時に最後の手段としておすすめの方法があります。

それは迷ったら回答をロかハにすることです。

選択肢がイロハニの4択なので、過去の解答確率を見るとロとハが飛びぬけて高いです。

初見の問題や2択まで絞り込んだけどわからないという問題が出てくるかと思います。

そんな時は最後の手段として使ってください。

(自己責任でお願いします。)

計算問題が苦手な方ですが、ここに勉強時間を割くぐらいなら後ろの暗記問題に時間を割いた方がいいと思います。

計算問題は全10問(20点分)なのですべて捨ててもロかハにしておいても暗記問題をしっかりと取れれば十分合格できます。

勉強時間を確保できない方は計算問題は後回しにして80点分の暗記問題を繰り返し過去問を解いた方がいいです。

問題文で選択肢がわかるレベルまでやりこめば必ず合格できます。

それから会場につくまでですが、受験者の方で喫煙されている方が比較的多いなと感じました。

試験会場でもたばこの臭いがついている方がいたので、たばこの臭いが気になる方は注意してください。

実技試験に向けて

筆記試験を自己採点し、合格していると判断できたらすぐに工具と練習キットを揃えましょう。

実技対策は以下の記事で取り上げています。

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まとめ

2回目の筆記試験を受けてみて、過去問の傾向をしっかり理解していれば、問題なく通る試験かと思います。

最悪の場合、計算問題が苦手な人は計算問題は捨ててもいいかと思います。

他は暗記問題ですので、過去問をやりこんで自分の頭に刷り込むという方法でよいかと思います。

毎回は数問は過去問に出たことない問題や難問が出ます。

そのような問題は気にせず、確実に取れる問題だけ回答しても合格点は必ず取れます。

そのため満点を目指すのではなく、合格点を目指す気持ちで勉強することで心にゆとりが持てると思います。

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