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【初学者必見】第二種電気工事士試験を受けてみた!実技攻略法

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令和3年下期の第2種電気工事士試験の実技を受けてきました。

筆記の合格通知を受け取ってから2週間程度しかありませんでしたが、無事合格することができました。

できるだけ効率的に勉強するにはどのようにしたらよいのか今回やってみた勉強法、準備したものをお教えいたします。

目次

自分の現状

まずは私の取り巻く現状をお書きいたします。

  • 経済学部卒
  • 職種は総務(電気関係の業務とは無縁)
  • 勉強できる時間は平日18時以降と土日のみ

勉強時間

2週間前から勉強を開始し、平日は課題を一日1つ理解すること、最後の土曜日と試験日の朝で2回復習するという合計3回組み立ての流れを確認しました。

NO1のみしっかりと組み立てましたが、あとは使用済みのケーブルを利用し、気になる箇所を部分的に練習していました。

イメージして何度も反復することで何とか合格しました。

合計の勉強時間は約15時間です。

試験を受けるにあたって準備したもの

  • ホーザンの工具セット
  • 第2種電気工事士 技能試験テキスト(一度も使わず)
  • モズシリーズの電線と器具

ホーザンの工具セット

まず一番重要なのはホーザンの工具セットです。

特にホーザンのVVFストリッパーは長さを測ることもでき、初心者は使いやすいです。

これがなければケーブルのカット、組み立てはできませんので使いやすいものを選んだほうがいいです。

電工ナイフ、布尺、ウォーターポンププライヤーはなくてもクリアできる課題は多いですが、はじめの部材チェックはメジャーがあったほうが楽に測れます。

技能試験のテキスト

こちらは購入したのですが、結果使いませんでした。

なぜかというと後述するYOUTUBEの動画で質の良いものを見つけたからです。

紙媒体がどうしてもしっくりくるという方はこちらを準備するといいと思います。

前年度のものと課題が同じ場合はテキストは使いまわしができます。

もし節約したい方はメルカリや古本屋など前年度のものを手に入れてもよいと思います。

モズシリーズの電線と器具

このキットで全体の部品を確認しました。

ランプレセプタクル、連用枠への取り付け、コンセントへの電線の取り付けなど基本的な部分を重点的にしました。

ランプレセプタクルの作り方は慣れるのに時間がかかったので、練習が必要ですが、令和3年度は13課題中12課題に入っているため自分のものにしてしまえばかなり有利です。

VVFストリッパーを使ってコードの長さを測ったり、被覆を剥く作業はこれでスピードアップしたほうがいいと思います。

こちらもメルカリなどで出品されている方が多いので、安く済ませたい方はそちらで手に入れてもいいと思います。

すべての課題を全行程する必要はないと思いますので、イメージしながら手を動かすことで何度も練習できます。

最も役に立った教材

日本エネルギー管理センターのYOUTUBE動画

正直な話この動画を見ればテキストは一切いらないと思います。

無料で見れる上、かなり親切に解説しているので一番役に立ちました。

動画をみながら工具を使って何度もイメージをしたりしていました。

NO1からNO13まですべての課題を網羅していますので、このチャンネルのみで足ります。

最も画期的だと思ったのが複線図を書かずに課題を攻略するということです。

これによりリングスリーブと差し込みコネクターを迷わずに差し込むことができます。

作業時間を短縮したり、効率的に進める方法を解説してくれているのでこれを無料で見れるというのは非常に助かりました。

VVFストリッパーを多用しているので約90%がこの工具を使いこなすのが試験の中心になると思います。

複線図なしの結線方法の例

一例をあげるとこの順番で作業します。

①電源の白線とスイッチからくる白を除いた白線を接続する。

このときパイロットランプなどコンセントと同じ扱いをするものもある場合は注意する。

②電源の黒線と照明器具を除いた黒線を接続する。

スイッチからくる黒とコンセントからくる黒を区別する。

③色合わせ

同じ色どおしを結線する。

各課題ごとに詳しく解説してくれているので何度も見直すことで、本番時に落ち着いて臨むことができます。

試験での注意点

実際試験を受けてみての注意点ですが、主に以下になります。

  • 課題によっては時間が足りないのでスピードを上げる
  • やり直しはできないと思ったほうがいい
  • ケーブルの長さにこだわりすぎない
  • 与えられた材料は壊さない
  • 差し込みコネクタはしっかり奥まで差し込む(抜けたら失格)
  • リングスリーブの刻印に気を付ける(小と〇)

運よく簡単な課題が出れば問題ありませんが、時間が足りない課題が出ることがあります。

見直しの時間、やり直しの時間はないと思って試験に臨んだほうが良いです。

ケーブルの長さにこだわりすぎる方がいますが、中心までの長さを75%ぐらい残していれば問題ありません。

スピード重視で試験に臨むことをおすすめします。

リングスリーブの刻印間違いの欠陥は不合格になりますのでここは慎重に結線したほうが良いです。

日本エネルギー管理センターのYOUTUBEに課題ごとのおすすめ方法を解説してくれているので見ることをおすすめします。

まとめ

第一優先は動画を何度も見直すことが合格の近道だと思います。

何度も繰り返されるランプレセプタクルの組み立てや施工省略の部分や理解している部分を飛ばして、2倍速でみれば簡単に何回転も効率よく勉強することができます。

本番は倍速で見たおかげで、超スピードで課題をこなすことができました。

繰り返し復習することが重要な試験なので、できる限り体にしみ込ませて本番に臨むことをおすすめします。

筆記の記事はこちら↓

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